サイズ変更

以前にも書きましたが、Windowsアプリケーション ソフトウェアを作る場合、作成するウィンドウの大まかなイメージを描く必要があります。下図はダイオード励起のQ-SWパルスレーザーの制御用に使用しているダイアログ ボックスです。ソフトウェアの中身は無視して、同じようなものを作ってみましょう。

ウィンドウ事始めで作ったダイアログ ボックスを扱います。testdlgという名前のフォルダーの中の、ファイル拡張子がdswのファイル(testdlg.dsw)をダブルクリックして、VC++を起動します。ワークスペース ウィンドウの下方にある3つのタブのうちResource Viewタブをクリックすると、ワークスペースに含まれているリソース(資源)がtree状に表示されます。そこで、右図を参照して、Dialogをダブルクリックして、さらにIDD_TESTDLG_DIALOGをダブルクリックします。すると、ダイアログ編集画面が現れます。

現れたダイアログボックスは、私がすでに作成してあったもので、その上には3つのコントロールが配置されています。”TODO: ダイアログのコントロールをここに配置”と書かれたところがスタティックテキスト コントロールで、OKやキャンセルと書かれてボタン状になっているところがボタン コントロールです。

これら3つのコントロールをすべて削除します。任意のコントロールをクリックして選択します。そこで、Deleteキーを何回か押すと、すべてのコントロールを削除できます。

ダイアログ ボックスを大きさを小さくします。まず、ダイアログ ボックスの適当なところをクリックして、ダイアログ ボックスを選択します。すると、下図の様に、ダイアログボックスの回りに小さな四角形■が3つ現れます。その位置でマウスをクリックしたままドラッグ(drag:引っ張る 野球でのドラッグバントでお馴染みでしょう)するとダイアログ ボックスの大きさを変えることができます。3つの■すべての位置でドラッグしてみてください。

最終的に、下図のような大きさのダイアログ ボックスにします。

ここで、プログラムを実行して、ダイアログ ボックスが表示されることを確認してください。


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