PIC32MX270F256B (USB HOST)

USB HOST機能とHUB機能の動作確認です。以下は、HOST基板の回路図です。5Vを印可するのはUSBコネクタだけです。PICには3.3Vを印可します。


1.USBメモリー1個を用意します。HOST基板のPICにファームウェアcdc_msd.zipを書き込んだ後、USBメモリーをHOST基板のUSBコネクタに接続します。PICのLED_2ピン(3番ピン)がHレベル(3.3V)になるまで待ちます。USBメモリーの中にfile.txtなるファイルができており、その中に”Hello World ”と書き込まれているのが確認できますので、パーソナル・コンピュータで確認します。このファームウェアは、\microchip\harmony\v1_04_02\apps\usb\host\cdc_msdを参考にして、Harmony Configulator で最初から作成したものです。 ヒープ領域として2000bytes取ることを忘れずに。


2.HUB1個とUSBメモリー2個を用意します。パーソナル・コンピュータなどで、USBメモリーの一方に、13文字以上の半角文字を書き込んだfile.txtなるファイルを作ります。PICにファームウェアhub_msd.zipを書き込んだのちHOST基板にHUBを繋ぎ、このHUBにUSBメモリーを2個とも繋ぎます。PICのLED_2ピン(3番ピン)がHレベル(3.3V)になるまで待ちます。file.txtを作らなかった方のUSBメモリーの中にfilenew.txtという名前のファイルができていますので、パーソナル・コンピュータなどで確認します。ファイルの中身は、13文字以上の半角文字の内、最初から13文字分だけとなっています。このファームウェアは、\microchip\harmony\v1_04_02\apps\usb\host\hub_msdを参考にして、Harmony Configulator で最初から作成したものです。 ヒープ領域として2000bytes取ることを忘れずに。


3.USBマウスを用意します。HOST基板に、デバック・アダプタ(USB HOST: BluetoothのPIC32MX270F256B (HARMONY: ver1.01)に書かれてある)を接続します。HOST基板のPICにファームウェアhost_mouse.zipを書き込んだ後、HOST基板にUSBマウスを接続します。デバック・アダプタとパーソナル・コンピュータとUSB接続して、パーソナル・コンピュータ上でTera Termを起動します。マウスを動かすたびに、X座標とY座標が次のように表示されます。

このファームウェアは、\microchip\harmony\v1_04_02\apps\usb\host\hid_basic_mouseを参考にして、Harmony Configulator で最初から作成したものです。 ヒープ領域として2000bytes取ることを忘れずに。


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