マイクロSDカード


PIC32MX270F256回路

  使用する回路は、PIC32MX230F064B (HARMONY)の章に書かれてあるもので、PICをPIC32MX270F256して、 これにSDカードスロット(秋月電子通商のマイクロSDカードスロットDIP化キット)を追加しただけです。以下は、基板の写真です。

ICのピンとSDカードスロットのピンの接続は、以下の通りです。


PIC3番ピン(SDI1)-SD7番ピン(DAT0)
PIC24番ピン(SDO1)-SD3番ピ(CMD)
PIC25番ピン(SCK1)-SD5番ピン(CLK)
PIC6番ピン(CS)-SD2番ピン(CD)
PIC11番ピン:ライトプロテクト(正論理:ファームウェアで弱くプル・ダウンしていますので、何も配線しなければプロテクトされません。このピンをHにするとプロテクトされます。)
SD4番ピンー3.3V
SD6番ピンーGND


マイクロSDカード(microSDHC)

1.  パーソナル・コンピュータなどで、SDカード(microSDHC)をFAT32でフォーマットした後、このSDカードに”FILE_TOO_LONG_NAME_EXAMPLE_123.JPG”なるJPG画像ファイルを作成しておきます。画像の中身は何でも構いませんが、ファイル名は変えてはいけません。

2.  PICに書き込むファームウェアはMX270msd.zipです。MX270msd.zipを解凍して出てくるsdcard_fat_single_diskフォルダーをmicrochip\harmony\v1_04_02\appsフォルダーの中に入れます。このファームウェアは、microchip\harmony\v1_04_02\apps\fs\sdcard_fat_single_disk.zipを手直したものです。

3.  ファームウェアを実行します。

4.SDカードスロットにSDカードを入れます。何秒か待ってSDカードを取り出し、パーソナル・コンピュータなどでSDカードの中身を見ます。SDカードに中に新たに、”Dir1”なるフォルダーができており、このフォルダーの中に”FILE_TOO_LONG_NAME_EXAMPLE_123.JPG”がコピーされていればファームウェアは正常に動作したことになります。


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