MPLAB Code Configurator(Classic)の導入

  MPLAB Code Configurator(MCC)の導入法です。2023.8.13時点でのコアーバージョンはCore v5.5.7です(MCC自体のバージョンはv5.3.7です)。

目次:


MPLAB X IDE v6.15などのインストール

  MPLAB X IDE v6.15と、MPLAB XC8 Compiler v2.41、そしてMLA v2018_11_26をダウンロードしてPCにインストールします。


プロジェクトの作成

  注意:この節(プロジェクトの作成)と次節(MCCの起動)に書かれている作業を、1度だけ必ず実施します。USBフレームワークをインストールするためです。

1.MPLABR Xを実行して、下図のようにメニューからFileそしてNew Projectを選択します。

2.現れるウィンドウのProjects:項目からStandalone Projectを選択した後、Nextボタンを押します。

3.下図のように、FamilyにMid-Range 8-bit...を、DeviceにPIC16F1455を、そしてToolにお手持ちのファームウェアの書き込み器をそれぞれ指定した後、Nextボタンを押します。

4.Debug用のヘッダーは必要ありませんので、NoneとしたままNextボタンを押します。

5.コンパイラとしてXC8を選択した後、Nextボタンを押します。

6.Project Nameを入力します。ここではtestとしました。後は変更することなくFinishボタンを押します。


MCCの起動

1.MPLABR Xを実行して、メニューの下にあるMCCアイコンをマウスでクリックします。

2.MCC Content Manager Wizard画面が現れるので、Select MCC Clasicをマウスでクリックします。

3.MCC Content Manager Wizard画面が現れます。USB関連のファームウェアを扱うのでOptional Contentの中のUSB Framework Liteにチェックを入れます。一度、USB Framework Liteをインストールすると、以後、改めてインストールする必要はありません。

4.これで、MCC Content Manager Wizardの設定が終わったのでFinishボタンをマウスでクリックします。ダウンロードが失敗する場合があります。その時はDownload Failureダイアログがでますので、Close MCCボタンをマウスでクリックして、MCCを一度終了します。再度MCCを起動して、上記項目2から再開します。

5.以下のような画面が現れ、これでMCCが起動しました。

6.Device ResourcesエリアのUSB項目を開きます。下図のように、マークがあれば、USBフレームワークが無事インストールされています。


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